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睡眠恐怖症について

 

睡眠恐怖症という不眠症状があります。

これは眠ることを過度に意識してしまって、ぜんぜん寝付けなくなる不眠症です。神経性不眠症とか精神生理性不眠とか、いろいろな呼び名があります。不眠恐怖症と言われることもあります。

睡眠恐怖症になると、昼間のうちから、夜がやってくるのが怖くなります。
「今日も眠れないかもしれない」という予期不安を持つことが特徴です。ふつうは昼間の疲れを感じて、夜は眠りたいと思うものですが、そういう意識は働きません。「睡眠とはこうあるべきだ」という思いが強く、少しでも正しい睡眠が取れなくなると、なんとか正しい眠りにしようと焦ってしまうのです。

睡眠恐怖症の人は、完全主義者や潔癖症の人が多いといいます。
少しでも寝不足になると、心身の健康を害しはしないか?と考えたりします。睡眠時間は8時間でなければならないと考え、何としても規定の時間眠るように努力を始めます。

寝るために努力は不要です。
布団に入ってから、眠るための努力を始めてしまうと、筋肉が緊張します。すると交感神経が優位になり、血圧や脈拍、体温がやや上昇することになります。つまり寝付くとは正反対の方向に進んでしまうのです。

睡眠恐怖症による不眠症の改善

睡眠恐怖症の人は、じつはきちんと眠れていることが多いのです。
しかし、本人は睡眠時間が少なくなっているために、あまり寝れていないと感じています。このギャップを修正するために、精神科や診療内科では、認知行動療法を行ないます。病院で実際に一泊して、睡眠の状態を測定し、その状態を患者さんに認識してもらうのです。

実際には良く眠れていますから、患者さんは認識を改めて、安心して不眠治療は改善の方向に向かいます。しかし神経症が強い人の場合は、カウンセリングなどを続けることになります。

精神生理性不眠症の人には、ハルシオンやアモバン、マイスリーなどの睡眠薬はあまり効果がないともいいます。対症療法として使用することはあります。あくまで一時しのぎなのです。それに対して、うつ病の不眠症に対しては、長時間作用型の睡眠薬が使われることがあります。もちろん抗うつ薬によって、うつ病を治すことが前提ですが・・・。

早朝覚醒するからといって、うつ病とは限りません。
なかには不眠恐怖症の人で、朝早く目覚めてしまうこともあります。そこから勘違いして、抗うつ薬を飲まないように注意する必要があります。精神生理性不眠の患者さんは、冒頭で述べたように予期不安が特徴的です。しかし、うつ病では予期不安はありません。ここが両者を見分けるポイントとなります。

睡眠時間を短くしてみる

そのほか自宅でもできる睡眠恐怖症の改善法としては、あえて睡眠時間を短くしてみる方法があります。寝る時間を遅くしたり、いつもより早く起きてみるのです。

不眠恐怖症の人は、(たとえば)7時間寝なければいけないという固定観念に縛られています。あえて睡眠時間を削ることで、短時間睡眠でもけっこう大丈夫であることを発見するのです。

さらに睡眠を短縮することで、必然的に眠気が出てくるので良く眠れるようになります。夜が待ち遠しくなるかもしれません。短時間睡眠には、このように二つの効果が期待できます。

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